なるなるポークチャップライド「ロマンス編」
優しさとあれとあれとハンサムです。
ポークチャップとアップルパイを食べた我々、トイレを済まし補給もした。
あとは帰るだけとなった。
アップルパイの思わぬ行列で時間まで食った。
なるさんの飛行機に間に合うよう少々のルート変更もしつつ帰るようだ。
到着時間を気にしつつも平和なペースで進む。
だがハプニングは突然に。
こけちゃいましたぁ。
ハンサムさんポテっと。
河川敷を走ってる時だったな。
バリケードがあったので路肩を徐行し、本線に戻ろうとしたらコテンとな。
アスファルトのヘリにでも引っ掛かったんだろう。
ひとつも痛くなーい!
ハンドル、サドル、STIは曲がったけど叩いて戻す!
痛かったのは、oakleyの高級アイウェアとGARMINの高級スマートウォッチfenix7xに傷が付いたことじゃ。
擦り剥いた膝のためにmieさんが絆創膏をくれたぞ。
かもしれないけど、キズパワーパッド風のやつだったかもしれないけど優しさは本物である。
まぁ心配はいらん次に進もう。
ファンタミステリーブルー越しのブルーマニア鉄夫。
とあるファミマで最後の休憩をとり今度こそゴールまっしぐら。
さぁ行こうではないか。
ここからはタベキレナイ氏、もといヤリキレナイ氏の先導で当別に向かう。快適ペースで順調である。
ところが…
ぶしゅぅぅぅぅぷすぷすぷぅ♪
mieさんパンクである。
お試しカーボンホイールにご機嫌だったが試練のパンク。
さぁ頑張れ上手くパンク修理出来たら
ハンサムから「ぶっちゅー賞」だ。
すると何故かホイールを奪うちぶおっさんに、Co2インフレーターを構える鉄夫っさん。
こんなおっさん達にぶっちゅー賞などまっぴらごめん。
ちぶおさんからホイールを取り上げタイヤを嵌めて、インフレーターを構える鉄夫を藪に突き落としてからCo2インフレーターをセット。
インフレーターの操作手順をレクチャーしつつ、チューブの噛み込みパンクがあった場合に、ちぶおさんに責任を押し付けるセリフを用意してからバルブ開放。
んぶっしゅぅぅぅぅ♪
パンパンスパパンと心地良い音を立てビードが上がる。
よし、カッコいいとこは根こそぎ頂いた。
分かっているとは思うがハンサムだから当然である。
mie「ハンサムさんありがとう」(ポッ)
ハンサム『名乗るほどの者じゃございやせん』(謎)
この時mieさんの頬が赤らんでいたのは夕陽のせいだけでは無かろう。
今度こそゴールに向かい、なるさんに見守られながらエンディングへ。
この日の主役なるさん。
脇役のみなさん。
すっかり暗くなって当別道の駅にゴール。
最後に記念撮影。
みんな良い笑顔だったのだよ。
そして、なるさんとはここでお別れ。
いつでも鉄夫が空港まで迎えに行きます。
土曜日マリンで会いましょう!
終わり。
なるなるポークチャップライド「実食編」
目に入れても痛くないほどいい男ハンサムです。
待てど暮らせど現れない2人。
にっく♪にっく♪にっく♪にっく♪と口ずさみながら走って行く自転車乗りが目撃されてたとかいないとか。
とりあえず山を降り、街に入ったとこで食いしん坊2人と合流。目的のポークチャップはすぐそこ。
ここです、cake&cafe 笑飛巣。
激坂スパイスで腹が減って待ち切れないとこだが、しかしここは有名店。
しばしの待ち時間と、人数分けての入店となる。
女子組4人。
男子組4人。
男子余2人。
それほど時間差なく入店は出来た。
目当てのポークチャップは600gボリューム満点。
エアーズロックの如し。
こりゃ食べ切れないって人には、ペアセットなる肉1つにライス2つのシェアして食べるメニューがある。
女子4人組はペアセット2つで一見平和解決。
ほんとは…
ほんとは…
丸々1つ食いてー!って思いながらも、ここは「こんなに食べ切れない」と女子らしさを演出する場面に涙と涎を飲んだ人もいたかもしれないし、シェア相手から少しでも多くの肉を削ぎ取ろうと激しい駆け引きが繰り広げられたであろう。
続いて男子4人組は豪快に。
ヤリキレナイ氏オムライス…?
ほわぃなぜに?
ばっかもーん!もし星一徹がいたら、一喝ついでにテーブルをひっくり返されるとこである。
600kmのブルベを朝の散歩のごとく走ってくる彼が600g程度の肉に怯えておる。
ここは4人揃っての肉の狂宴、圧倒的ビジュアルを期待していた場面だ。
求めていたのは、肉の圧力4人前のポークチャップ。
重量にして、0.002t を超える肉塊がテーブルを軋ませる映像を取材クルーも期待していたはずだ。
しかし、肉の狂宴は叶わずテーブルに並んだのは
たった1.8kgぽっちのお肉となってしまった。
一応、肉の断面などを見せつつ撮れ高に貢献するが
ちぶおさんの全く伝わらない食レポが繰り広げられお蔵入りまっしぐらである。
そして、男子2人組の軟弱ぶり。
鉄夫とko_taね、シェアしておる!
見るからに虚弱体質少食なko_taだし、食べ切れないのだろう。
だかしかしだ。
挑みなさい、1人前に挑み食べ切れなくなるまで戦うんだko_taちゃん。食べ切れない分は鉄夫が食べる。これが、ちぶお教の教えである。
そして主役のなるさんはと言うと。
食後のデザート。
長〜いエクレア。湧き上がるチャレンジ精神。
エクレア縦断チャレンジ。
もちろん余裕、なんならポークチャップもう1つ食べたかったとのこと。
みんな程よく食べたとこで、次に移動。
目と鼻の先にある、ナカヤのアップルパイである。
行動制限の無い三連休。
どっさり人混み大行列である。
アップルパイを待つために押し込めた自転車達。
その中から聞こえる『ぴこりぴこり』と鳴る音。
走行中もフォロワーの呟きは全部拾う。
そうこれが、ツイ廃ちぶおのツイ廃GARMINである。
そして待ちかねたアップルパイも到着。
特に面白く書くこともなく文句無く美味い。
この鉄夫の顔を見たら分かるだろう?
うめーんだよこれが。
みんなポークチャップで腹一杯とか言ってたのにペロリである。
ついでにソフトクリームも食べたいとこだが、アップルパイ待ちで時間も思いの外消費。
なるさんの飛行機の時間もあるので少々ペースアップで当別に戻ることとする。
この後、あんなこんな起こるとも知らずに出発するのであった。
続く。
デスライドのお誘い。なるなるポークチャップライド
夕焼けよりも妬かせるぜハンサムです。
なるさんと楽し苦し美味しくライドしようと開催された、なるなるポークチャップライドの様子をお届けしよう。
参加者
なるさん(主役)
言わずと知れた日本縦断ライダー!
以下道民。
ちぶおさん(ツイ廃)
よつばとけーきさん(ミニちぶお)
スペースパンダ虫さん(カレクック)
ヤリキレナイ皮さん(へたれパンク①)
mieさん(パンク②)
鉄夫さん(てつお)
kurochanさん(素通り)
ko_taさん(出番無いかも)
ハンサム(いい男)
なるさんからお誘いを受け、びびったちぶおさん。
せっせと道連れを掻き集め、集った方々。
目標は、砂川名物ポークチャップ。
噂で聞くデカいポークチャップを目指しワイワイガヤガヤライドしようと言う企画だそうな。
走行距離は130kmと少々。
事前にスペースパンダさんが引いてくれたルートはほぼ平坦。ポークチャップ手前に変な出っ張りが有るけど、こんなのはどうせトンネル、違ってもほんの少し屁のつっぱり程度。
ではスタート!
おっとその前に
なんとスペースパンダ虫さん特性ビリヤニを食する会が開催された。
なんとほくと激ウマ、もうポークチャップ忘れて解散するとこだったよ。
この日までビリヤニかビヤリニかも分からんくらい興味無い物だったけど覚えたよねビリヤニ。
本日の主役なるさんを隅っこに追いやるほどの活躍ぶり。
こんなに美味しく作れるなら今日からカレクック。
改名してスペースカレクックとすることをおすすめする。
美味しすぎて満足してしまったメンバーはもう解散ムードだったが、せっかくのスペシャルゲストなるさんとのライドチャンスを無駄にする訳にはいきません。
口の回りを黄色くしたちぶおさんを先頭にスタートである。
てことで当日の自転車は
Panasonicのクロモリ号。
みんな変な自転車好きだろうし。
デュラエース様だぞ!
平坦コースだしフロント52-39 リア12-25でも大丈夫大丈夫!ほんとに大丈夫。
先頭のちぶおさん。
明らかにソワソワしている、そしてペースが上がってきた。
そう、村である。
村に突入するとテンション上がってスピードアップ。
寄り道ポイントの新篠津道の駅を素通りしてしまうほどのはしゃぎっぷり。
無事、鉄夫に呼び止められたけど。
あんまり早く進んでもポークチャップのお店が開いて無いってことで時間調整の村休憩。
ただ、ここも時間が早いので売店は開店前、鉄夫は目の前。
おしゃれスイーツにもありつけない。
村人パワーも使えず自動販売機のジュースですね。
みんな普通にドリンク買うもんだからゴミも気にせずにいたけど、ゴミ箱無いぞ!
でも、村の英雄ちぶおさん。
売店のおじさんにゴミを処分してもらう。
ちぶおさん、威張って…いら誇らしい。
のんびり村で休憩した後は、パン屋を素通りしセブンイレブンで休憩。
ここのパン屋素通りも、先頭のち◯おさんが悪い。
ここまで来たらポークチャップまでもう少し
平和なライドを続けていると、GARMINのクライムプロが発動。当初どうせトンネルと思っていたがトンネルらしき物は無い。
しかし、視界の先には丘があるだけで山は無い。
だがここで、突然の右折。
もっこりとそびえ立つ山であり、壁がある。
やりやがったなパンダ虫…。
手前の丘でハンサムは既にインナーロー。
この激坂突入前に既に最後尾だった。
この日のギヤ比では、軽いギヤで回すにも軽いギヤは無く、ガンガン踏んで行けるような斜度でもない。
とにかく心拍を上げない、脚着きしないを程度で登りきる予定。
平均勾配9.2% 距離約1km。
所々10%後半の斜度もあるもんだから、シッティングだと踏めなくなると予想しほぼダンシング。
途中、ヤリキレナイ氏パンク!
よつばとけーきさん脇道に逃げた。
なんか知らんうちに、コータちゃんとなるさん以外は抜かした。
みんな辛そう。
そして、激坂の先には絶景ありの鉄夫あり。
しばし景色を堪能しながら談笑タイムと集合待ち。
パンクしたヤリキレナイ氏も合流したし、そろそろみんな集合すると思ったが来ないのだよ。
待てど暮らせど来ないのだ、よつばとけーきさんとkurochanさんが。
どうもこの絶景展望台が、少し逸れたとこにあるもんだから通過してしまったようだ。
お腹が空いて早く先に進みたかったのかも知れないけど。
みんなのお腹が空いたとこで続きは次回。
お楽しみに。
次回予告。
〜満員御礼〜
宗谷岬600(完結編)
宗谷岬600にチャレンジしようと思って検索したら、ここに辿り着いてしまった諸君…残念だったな。
ここからは安全第一。
しかし、雨は強まり風は吹く。
暗くもなるし、鹿も出る。
ちぶおさんの膝からは汁も出る。
もう少しだねと言っているちぶおさん。
勘違いしてるね、PC3までの残り距離結構あるよ。
記憶とは曖昧で残酷なものである。
一度、鹿が飛び出して来たけど特にハプニングも無くPC3に到着。
ハンサム一行は、ここでDNF。
3人揃って宗谷岬で記念撮影をするという密かな目的はあったものの、雨と強風の中で大事な大事なちぶおさんを危険に晒す訳にはいかんのです。
結局、PC3にいたほとんどの人々がDNFを選択したようである。
ハンサムがいない中で走ってもつまらんもね、わかる。
DNFを決めたからにはグルメタイムである。
グルメタイムと言っても、時間も時間。
とりあえず開いてるステーキビクトリアにイン。
この店で1番高い肉を出せとばかりの勢いで着席し、スープバーとサラダバーで肉が来る前に腹一杯になるというやんちゃぶりを発揮しといた。
グルメと言いつつチェーン店だが
この時は、温かい物を食べれただけでご馳走である。
サラダさえ食べ過ぎなければ。
腹一杯になったとこで、それぞれの宿へ。
ハンサムとHUさんは同じホテル、部屋は違うぞ!
ちぶおさんは違うとこ、仲間外れじゃないぞ!
ホテルに着いたら自転車がたくさんDNFの匂い。
風呂上がり浴衣のおっさんが外に出て行った。
雨なのに…鉄夫だっだ。
はぐれメタル級のレアキャラ鉄夫がホテルにいた。
寝坊する呪いをかけてあげたよ。
DNFを決めたハンサムは優雅に風呂を満喫
温泉だったよ、更に朝風呂も入った。
目覚ましもセットせずに寝る贅沢。
そして翌朝。
札幌に向けて帰る準備ね。
ホテルから最寄りの南稚内駅で札幌行きのチケット確保。駅員さんも慣れたもんでヘルメット見るや、「輪行ですねぇ」と。
「自転車置きやすい場所で、他の人が挟まらん様に席取りますぜグヘヘ」と配慮してくれましてのぅ。
そして!
ちぶお「俺の辞書にはDNFの文字は無い!」
「俺の辞書にはDNFの文字は無い!」
なので輪行袋を持ってなかったちぶおさん。
ちぶおさんの辞書にDNFの文字を書き足してから
マニア向けの自転車店で、親父の武勇伝を小一時間聞いたとこで輪行袋購入へこぎつける。
そしてカンパ組のコルナゴは完成車でおいくら万円か聞いてみたけど…
親父「あーそりゃ売るつもりないから」
しっかりフレームの値札付いてるのに。
これも親父の自慢話のネタなのであるのだよ。
そんな面白い親父との話を楽しんだ後は、稚内駅で輪行準備して稚内グルメタイムじゃ。
なんせ、元はと言うとグルメライドだったからね。
目指すは稚内グルメで1番楽しみにしていた
ボリューム亭!休み。
したらばってことでデノーズ。
ハンバーガーだね。
ちぶおさんとHUさんは名物スラッピージョー!
鉄板からはみ出るほどの迫力。
チーズ嫌いなハンサムは違うやつ。
チーズ嫌いって言ってもわがままチーズ嫌い。
ピザのチーズは食べれるけど、6Pチーズは嫌。
ドリア・グラタンは好きだけど、チーズキャッチは嫌。
さけるチーズは嫌いだけど、カールチーズ味はよし。
多分、自称チーズ嫌いはこんな人多いはず。
そんなハンサムが食べたのは
米軍エッグバーガー。
バンズのサイズがクランクのアウターリングくらい。
でもね大丈夫。
このバンズ、全くもっちり感の無いスカスカス。
例えるなら、じじいが何十年もケツの下に敷いてぺらっぺらにした座布団の様な感触である。
あ、別に美味くないってことでは無いぞ。
軽ーいバンズなので美味しく完食出来ますのよ!
満腹になった3人はもうJRに乗るだけ。
鉄路の道中はTwitter見ながら、ここらは誰が走ってそうだとか、ここで誰が雨にやられてそうだとか優雅に過ごしておったとさ。
そして到着、滝川駅。
偶然にもお出迎えあり。
出迎えられてたのは私達ではないかもしれないが出迎えられた感をちゃっかりと頂きました。
そして皆さん、ボロボロなちぶおさんにビックリしてましたね。
で、はやく帰って来ちゃったし
食わねば締めの
松尾!松尾ジンギスカン‼︎
ハンサムここでジンギスカンを食べるのは初めて。
ロボットがジンギスカンを運んでくるだぞ。
あーこれこれ、売ってる松尾ジンギスカンと同じ味だね、当たり前だけど。
こうして今回の宗谷岬600チャレンジは満腹で幕を閉じたのであった。
まとめ
ウニは積丹、転んだら痛い、DNFもまた楽しい
電車は速い、みんなで走ると楽しい。
ということで、完結である。
お わ り。
宗谷岬600(神回)
こんばんは、ハンサムである。
くすっと笑うな。
さて身軽になったちぶおさんと共に、ハンサム、HUさんは宗谷岬へ向かい羽ばたいて行くのであった。
ちぶおさんは別の意味で羽ばたくことになるとも知らずに。
ほどなく走った時じゃったぁ。
グワッコン⚡︎
こんな音と共に
『ふんぬぅわぁーぶぇぽらっぷぅ‼︎』
ちぶおさんのただならぬ叫びが聞こえたと思えば、ちぶおさんが宙を舞う姿が飛び込んできた。
これは…無事では済まないかもしれない。
様々な可能性を考えながら、ちぶおさんが動いてる事を願い振り返った。
もしもの場合の人工呼吸はHUさんに任せようと考えながら。
対向車、後続車に注意しUターン。
ちぶおさんが身体を起こしたので、少し安心。
HUさんが素早く自転車をどかし、ちぶおさんの安全も確保してくれる。
幸いにも大きな怪我は無さそうである。
自転車の不具合も手持ちの工具でリカバリー出来る程度。
ただ、反射バストは破け
ヘルメットは割れている。
「ヘルメットが無ければ即死だった…。」
ガンダム世代ではないハンサムにはピンとこないセリフだが、後日ちぶおさんがスペースで使ったら大スベリしたことをここに記しておこう。
派手な落車の割に、走行再開出来たのは本当に不幸中の幸い…。
一歩間違えたら
今も元気だからいいものの、みなさん落車には十分気をつけて頂きたい。
こんなアクシデントもあったので、我らのミッションは「ちぶおさんを無事帰宅させること」に変更し走行再開。
しばし走り天気が傾いてきた頃に小集団に追いつく。
ここで出会ったのが
北海道ブルベ界で、風神雷神と名高い
mieさん(風神)と、kurochanさん(雷神)である。
ちぶおさんが、ハンサムとHUさんを紹介してくれた。
ここで風を纏った女性mieさんに話しかけられる
mie 「あなたがハンサムさんなんですね」
ハンサム「いかにも」
mie 「名前は良く見るけど、顔は見たことないのでどんな人かわからなかったんです」
ハンサム「…ばかやろー!」
あなたが男ならグーパンチをお見舞いするとこだ。
「ハンサムさんは、ハンサムだから一目で分かりました」
これが正解やり直しな。
ほどなくして、こうほねの家に到着。
雨の気配を感じて、雨具を装備する方々。
もちろんハンサムは…
次のPCまで半袖で行くつもりである。
だが、ここで雨具を着るように激しく勧められる。
雷神ことkurochanさんである。
ここで逆らっては、この先雷に打たれること必至であり、ディレイラーハンガーと人の臍は曲げてはならないとの言い伝えを守りうっすいウィンドブレーカーを着るハンサム。
そして満身創痍のちぶおさんに気づく人々。
ある人は、傷パワーパッドを譲ってくれて。
ある人は、傷口の確認をし、またある人は、励ましてくれて。
皆さんの優しさを感じ、ちぶおさんが「お母さん」と呟いた気がした。
なるほど、あの人は北海道ブルベ界のお母さん的存在なのかもしれない。
そしてここからは、kurochanさんmieさんも交えけっこうな風雨の中走り出す。
ここはせめてもの恩返し、ハンサムちぶおHUで風避けになるべく3人の先頭ローテで皆を引っ張りPC3を目指すのであった。
つづく。
宗谷岬600(何かが…あるかもないかも)
挨拶は堂々と
『どうもハンサムです。』
ちっとも恥ずかしくないぞ!
ご飯食べ終わったら晴れてた。
さっさとレインウェアを脱ぎ捨てて半袖&ショーツになり走り出しますよ。
宗谷岬まで一直線である。
ここから遠別までは、峠はないがアップダウンを繰り返す道のり。
なので、この区間を嫌がる人も多いのだ。
しかしだなハンサム様は
過去に2回走ってるけど、なかなか好きな区間であったりした。
下の勢いでプリっと登ってしまえば良いし、ここはたくさん前走者に追い付けるたからね。
と、思っていたのも去年まで。
写真見てみぃ、ハンサムさん余裕こいて走ってそうでしょ。
だがな、痛いのだよ。
股関節、両股関節が痛い。
こんなことは、初めてである。
走り始めに太腿の筋肉が痛いことはある。
しかし、関節が痛いなど初めてのことである。
痛くて辛くて平地でも止まった。
そんな中で見る鳥のオブジェなんて写真も撮りたいない!
実はこの時、ちぶおさんとHUさんには先に行ってもらって何とか宿まで行ってDNFしようと考えておった。
そこへ、「どうしたんだい?」
ちぶお神⁇現る。
ちぶお「どうしたんだい?元気が無いぞ、僕の顔をお食べ。」
ハンサム「…うるせー!バチーン」
こんなやり取りは無い。
異変を感じたちぶおさんが痛み止に、バファリンをくれたのだ。
しかもだ、ただのバファリンじゃない。
バファリンプレミアム!!
多分、村には売ってねーよ。
ちぶおさんにとっては貴重なもの
明日を託す種籾くらいに貴重な物なはずである。
これぞ、ちぶおと言う漢なのだ。
そしてバファリンと言えばな
皆さんご存知、半分は優しで出来ている。
半分はな。
そして、残りの半分はな。
ちぶお「くっくっく…飲んだな!」
「飲んだからには痛くねぇーなぁ??」
そう、残り半分は脅迫と拷問である。
もう痛くないはずだから最後まで走れと言うことなのだよ。
まぁそんなこんなでバファリン飲んでしばらくすると、痛みから違和感くらいに変わって遠別まで来れた。
遠別の道の駅で長めの自主的な休暇を取ったお陰で、この後の道中は体調も回復したので良かった良かった。
しかし、ながら建物に入ったちぶおさんが出て来ない。
心配して確認に行くと
デカ過ぎて他の客に笑われてるもんね。
ジャンボソフトクリーム!!
知らない人達も笑ってたよ。
そして、この時はまだ知らなかった
ジャンボ巻き巻きが、さらなるジャンボ巻き巻きを産み出すことを。
それでは、口の周りにクリーム付けたちぶおさんとPC2天塩に向いましょう。
はて、PC2までってなんかあったかね?
てことでPC2到着。
クレープとアンパン食べて…
なんか、当初のお誘いのグルメないよね。
特に書く事もないPC2を後にし
こっから平地区間。
見所はオトンルイってやつ。
しかし何度聞いても覚えにくい名前だ、オトンルイだかオントイルだか調べないと分からん笑。
ここも皆んな嫌いって言うけど、さほど気にならん。
ここら辺は気温やら補給やらで体調も随分良くなっておった。
そしてお約束の記念撮影。
どんどん皆んなに抜かされていくね。
何故かって?
それはね、ちぶおさんがねバニラソフトをチョコソフトに錬成していたからだよ。硬かったらしい。
今回は、長かったけど見に行かなかったよ。
それでは次回、軽量化を終えたちぶおさん
飛ぶ様に……の巻き!
つづく。
宗谷岬600(遂に走行編)
今週末までに続きを書けと重い十字架を背負わされたハンサムです。
スタートまでのひと時…
さすが、ブルベ界のスーパースターちぶお様。
声を掛けては、掛けられて忙しそう。
チェーンのひと駒ひと駒に名前を付けてる様な暗い私には黙ってスタートを待つのも辛い時間でございます。
程なく、ちぶおハンサムHUの隊列でスタートです。
小降りながら雨の中、レッツラゴーでございます。
ちぶおトレインで少々進んだとこに現れた鉄夫。
ここは逃がさないぞ鉄夫。
後ろつくぞ鉄夫。
いいペースだ鉄夫。
ありがたいTT(鉄夫トレイン)である。
鉄夫まみれでいいペースで北竜道の駅まで来た。
ここでもTT(鉄夫トイレ)である。
さすが鉄夫トイレもどっしりたっぷり楽しんでおる、
なかなか出て来ない。なかなか出なかったんだろうけど。
ここから留萌にかけて雨が強くなる☔️
雨の中ではディスクブレーキの効き具合はどうなるかなんて話題もあったような気もするけど、ハンサム様のはカンパだからね。皆あんま興味無かろう。
PC1への到着。
グルメライドと聞いていたが、なんのグルメもなくPC1に到着する。
ちぶおさん余裕の顔!
ちょっと踏めばPC オープン前に着けたとでも言いたそうな顔である。
ここまでグルメも無いし、とりあえず大福でも食っておけと言われる始末。
グルメライドなんて嘘っぱちだと言うことか。
爽やかな青空の下(心の目で見ること)を駆け抜け苫前に到着。
そして程なく
北のにしん屋さん
やっとグルメ100km雨の中走ってやっとグルメ。
幸いにもさほど混んでなくてすぐに入れたから、少しだけ許す。
そんで食べたのは
ウニ丼(中)とエビ丼(中)をオーダーして
ウニとエビのハーフ&ハーフ丼。
どうだ?美味そうだろう?美味そうだろう?
なんせウニの季節だからな。
とりあえずブログ的表現で…とっても美味しかったです。
いや正直なとこエビは美味かった!
うにな、うに。
よく巷で言われるあれ。
ウニは北海道で食えってあれ。
間違いではないが、ここは言わせてもらおう。
うには、積丹で食え!
まぁ値段相応でしたとさ。
やっとグルメにありつけた、御一行は再び北へ向かい走りだしたとさ。
あんな事が起こるとも知らずに…
つづく。