宗谷岬600(完結編)
宗谷岬600にチャレンジしようと思って検索したら、ここに辿り着いてしまった諸君…残念だったな。
ここからは安全第一。
しかし、雨は強まり風は吹く。
暗くもなるし、鹿も出る。
ちぶおさんの膝からは汁も出る。
もう少しだねと言っているちぶおさん。
勘違いしてるね、PC3までの残り距離結構あるよ。
記憶とは曖昧で残酷なものである。
一度、鹿が飛び出して来たけど特にハプニングも無くPC3に到着。
ハンサム一行は、ここでDNF。
3人揃って宗谷岬で記念撮影をするという密かな目的はあったものの、雨と強風の中で大事な大事なちぶおさんを危険に晒す訳にはいかんのです。
結局、PC3にいたほとんどの人々がDNFを選択したようである。
ハンサムがいない中で走ってもつまらんもね、わかる。
DNFを決めたからにはグルメタイムである。
グルメタイムと言っても、時間も時間。
とりあえず開いてるステーキビクトリアにイン。
この店で1番高い肉を出せとばかりの勢いで着席し、スープバーとサラダバーで肉が来る前に腹一杯になるというやんちゃぶりを発揮しといた。
グルメと言いつつチェーン店だが
この時は、温かい物を食べれただけでご馳走である。
サラダさえ食べ過ぎなければ。
腹一杯になったとこで、それぞれの宿へ。
ハンサムとHUさんは同じホテル、部屋は違うぞ!
ちぶおさんは違うとこ、仲間外れじゃないぞ!
ホテルに着いたら自転車がたくさんDNFの匂い。
風呂上がり浴衣のおっさんが外に出て行った。
雨なのに…鉄夫だっだ。
はぐれメタル級のレアキャラ鉄夫がホテルにいた。
寝坊する呪いをかけてあげたよ。
DNFを決めたハンサムは優雅に風呂を満喫
温泉だったよ、更に朝風呂も入った。
目覚ましもセットせずに寝る贅沢。
そして翌朝。
札幌に向けて帰る準備ね。
ホテルから最寄りの南稚内駅で札幌行きのチケット確保。駅員さんも慣れたもんでヘルメット見るや、「輪行ですねぇ」と。
「自転車置きやすい場所で、他の人が挟まらん様に席取りますぜグヘヘ」と配慮してくれましてのぅ。
そして!
ちぶお「俺の辞書にはDNFの文字は無い!」
「俺の辞書にはDNFの文字は無い!」
なので輪行袋を持ってなかったちぶおさん。
ちぶおさんの辞書にDNFの文字を書き足してから
マニア向けの自転車店で、親父の武勇伝を小一時間聞いたとこで輪行袋購入へこぎつける。
そしてカンパ組のコルナゴは完成車でおいくら万円か聞いてみたけど…
親父「あーそりゃ売るつもりないから」
しっかりフレームの値札付いてるのに。
これも親父の自慢話のネタなのであるのだよ。
そんな面白い親父との話を楽しんだ後は、稚内駅で輪行準備して稚内グルメタイムじゃ。
なんせ、元はと言うとグルメライドだったからね。
目指すは稚内グルメで1番楽しみにしていた
ボリューム亭!休み。
したらばってことでデノーズ。
ハンバーガーだね。
ちぶおさんとHUさんは名物スラッピージョー!
鉄板からはみ出るほどの迫力。
チーズ嫌いなハンサムは違うやつ。
チーズ嫌いって言ってもわがままチーズ嫌い。
ピザのチーズは食べれるけど、6Pチーズは嫌。
ドリア・グラタンは好きだけど、チーズキャッチは嫌。
さけるチーズは嫌いだけど、カールチーズ味はよし。
多分、自称チーズ嫌いはこんな人多いはず。
そんなハンサムが食べたのは
米軍エッグバーガー。
バンズのサイズがクランクのアウターリングくらい。
でもね大丈夫。
このバンズ、全くもっちり感の無いスカスカス。
例えるなら、じじいが何十年もケツの下に敷いてぺらっぺらにした座布団の様な感触である。
あ、別に美味くないってことでは無いぞ。
軽ーいバンズなので美味しく完食出来ますのよ!
満腹になった3人はもうJRに乗るだけ。
鉄路の道中はTwitter見ながら、ここらは誰が走ってそうだとか、ここで誰が雨にやられてそうだとか優雅に過ごしておったとさ。
そして到着、滝川駅。
偶然にもお出迎えあり。
出迎えられてたのは私達ではないかもしれないが出迎えられた感をちゃっかりと頂きました。
そして皆さん、ボロボロなちぶおさんにビックリしてましたね。
で、はやく帰って来ちゃったし
食わねば締めの
松尾!松尾ジンギスカン‼︎
ハンサムここでジンギスカンを食べるのは初めて。
ロボットがジンギスカンを運んでくるだぞ。
あーこれこれ、売ってる松尾ジンギスカンと同じ味だね、当たり前だけど。
こうして今回の宗谷岬600チャレンジは満腹で幕を閉じたのであった。
まとめ
ウニは積丹、転んだら痛い、DNFもまた楽しい
電車は速い、みんなで走ると楽しい。
ということで、完結である。
お わ り。